重錘式砕岩兼用グラブ式浚渫船「関陽」

 KANYO
 船体寸法  長さ  60.00m
 幅  24.00m
 深さ  5.00m
 吃水  2.55m
 甲板機械  ウィンドラス  30t×10m/min×4sets
 係船ウィンチ  10t×10m/min×4sets
 スパッド(中央)  1.5m×1.5m×37m×2sets
 スパッド(船尾)  1.5m×1.5m×38m×1set(Kick Type)
 アンカー  船首5t×2sets 船尾8t×2sets
 発電機  主発電機  600kVA×1set
 補助発動機  200kVA×2sets
 浚渫機・グラブ
 浚渫機  巻上荷重  110t
 作業半径  21.5m
 浚渫深度  60m
 ヘビーグラブ  容量  9m3(WL)
 重量  90t
 ミディアムグラブ  容量  25m3(Closed Type)
 重量  65t
 ブレード&フラットグラブ  容量  22m3(Closed Type)
 重量  80t
 砕岩機  砕岩重錘  50t×1set(Chisel Type)

 

環境保護・安全対策として燃料タンクの二重殻化

海洋汚染防止及び火災予防の観点から、燃料タンクの船側部及び甲板部をダブルハル(二重殻)化し、事故等による油の流出や火災を防ぐ対策をとっています。
発電機及び浚渫機の駆動用ディーゼルエンジンは国際海事機関(IMO)の排ガス規制の認証を受けています。

 

環境に配慮した密閉グラブを装備

25m3密閉式グラブを装備。浚渫時の汚濁水流出を抑制し、海洋汚濁防止に努めています。

 

超硬土盤の掘削も可能

普通地盤用に自重65t、25m3のミディアムグラブを装備し、最大浚渫深度60mの土砂や岩盤の浚渫が可能です。
また、50t平刃型砕岩棒と90tのヘビーグラブを併用して、超硬土盤の掘削も可能です。

 

狭い航路や海域で威力を発揮するキック式スパッド

長さ38mのキック式スパッド(船尾)により大水深で浚渫時の素早く細かい移動ができ、航路や岸壁周辺等の狭い海域で威力を発揮します。

 

■排ガス規制適合型ディーゼルエンジン。
■グラブは自動水平掘削装置を装備し深堀り、余堀り量の減少を計っています。
■音響測深ソナー及びGPSを装備し、リアルタイムで施工管理が可能です。
■アンカーチェーン係留に加え、水深23m対応のスパッド係留が可能であり、狭い航路や海域のアンカーレスによる浚渫が可能です。

 

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